脾臓摘出 ゴールデンレトリーバーあすた その1
ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバー、フラットコーテッドレトリーバーに多い気がする脾臓腫瘍。
先代のあいんGRも腫瘍が見つかり脾臓摘出。
今回は、あすたが緊急手術で脾臓摘出をしました。
その記録と同じレトリーバーの飼い主さんの参考になればとの思いでここに残します。
ただの飼い主の記録ですので、専門的に正しいかは、分かりません。(^^ゞ
あいんが脾臓を取った時(2007年9月6日 胃捻転の記事に残してます)に、脾臓腫瘍について先生に言われた事、
「脾臓は、血をろ過しているような臓器。」
「絶えず循環している血の臓器に穴が開いたら? 破裂したら? 破けたら?」
「出血したら、一刻を争う。 間に合わない事も多いので、腫瘍が見つかり、様子を見る。とはしない。」
「水が流れているホースを途中で潰せば、直ぐにパンクして漏れる。」
「それと同じような事。」
「命に係わる事」
先月、飼主しか気が付かない、ほんのちょっとした事があった。
散歩の時の脚足歩行の頭の位置が、いつもより頭半分から1個くらい遅れて歩く時が2~3回あり、加齢による遅れ、夏だし暑いからと思っていた。
時折、遅れが出る時でもボールを出せ出せと催促もしていたし、ボールをしていた。
夏だから、数回程度で軽く遊ぶ程度だが、本人は、楽しそうに追いかけていた。
8月8日(日)
いつも通りの朝の散歩とご飯を食べ、仕事部屋で作業を始めると、
「ねぇ、ねぇ、」と、頭をあごを、座っている太ももに乗せて甘えてくる。
これ、良くやるし、お腹が痛い時は、これをやった後、ドアの方に行って、「行きたい」を教えて来る。
今回も、必要以上に、ねぇねぇ
トイレに行きたい素振はないがトイレも出すが普通。
戻っても、ねぇねぇをしたので、何かを訴えていると感じ、触診をするが異常はない。
下痢もしてない、食欲旺盛で嘔吐もない。
潰瘍とか、腫瘍とか、お腹(内臓が)が痛いのでは?
そう判断し、いつものかかりつけ獣医さんへ。(午前)
下痢も嘔吐もなく、触診も異常がない。
街の獣医さんだと対処療法が主。
このような症状だと獣医さんも困り、
様子を見るか?
あとは、CTやMRIなどがある大きな病院で検査をしてみるしかないのでは?
の意見。
具合が悪いのは間違いない。
いつも診てもらっている獣医さんから見れば、普通。
このまま何もせずでは済まない気がしたので、渋る先生に、血液検査を依頼。
(症状がなく、何となく調子が悪いは診断に難しいので、中途半端に処置してもって事で、渋った感じになっていた)
血液検査の結果は、これ。
先生の意見は、タンパクが低い、少し貧血気味だけど、許容範囲。
見れば、確かに許容範囲。
でも、
どこかおかしい。
そこで、以下のように考えて先生に意見する。
白血球があがるのは、腫瘍や潰瘍などと体が戦っている時。
腫瘍や潰瘍から出血をしていれば貧血になる。
血小板があがるのは、出血を凝固する為?
以上から、
内臓のどこかに腫瘍があり、体が戦ってるので白血球があがり、出血をしているから貧血になり、出血を止める為に血小板があがる。
内臓のどこかで内出血をしていると推測される。
そこで、
内臓の出血をどうやったら調べられるか?
レントゲンとエコーで分かるとの事。
午前の診療時間は終わりの時で、午後の予定も入っているらしく、また中途半端になってもと渋られ、あの数値だけでは、出血しているとも言えないとの事だったが、「今、ここで分かる事を全てやって、あたりがつけば、それに沿って次に動けれるのでレントゲンとエコーをお願いします。」とお願いして、午後から預けて、やっていただきました。
結果は、服内出血を発見。
出血場所は不明だが、脾臓周辺に溜まっている。
腹水か? 出血か?
針で抜き、確認もした。
開腹しても、臓器によっては、そのまま閉じる。
命がけの開腹となり、何もできなければ数日の余命。
もって1週間くらい。
との意見。
8日(日)21時くらいかな?
ここまで突き止めた。
どうか今日を無事に終わらせて
明日が来ますように…
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