あまりにも撃沈中の為、
またまた黒1号の魔法のお薬を昨晩から投与する事に。
このお薬は、消炎鎮痛剤で、ファイザーのリマダイルチュワブル(75)ってやつのチュワブルタイプ。
食べやすいように、おやつのようになっているので黒1号も喜んで食べるんだけど…。
昨晩は、余程辛かったのか?
起き上がる気力も乏しく、
頭を動かして目で追うだけ。
しょうがないので、そのまま寝た姿勢のまま、口元へ。
すると、ちゃっかりと食べてくれて投与完了。
あとは、魔法が効いてくれる事を祈るだけ。
すると…。
一晩経ち、
一番つらい朝が来た。
毎朝、
起き上がれるか? 立てるか? 痛みの度合いは? 歩けるか?
そんな心配と不安の中、朝の身支度を始める保護者。
黒1号だけは、ドッグベッドの上で横たわったまま。
 「どうか、今日も立てますように… 今日は、調子が良くなっていますように…」

しばらくすると、
もぞもぞと起きだしてきた黒1号。
普通に、すっと立てるわけではないけど、それなりに一発で立ち上がる。
調子が悪いと、前後?左右?に体を揺らし、
勢いをつけて伏せの姿勢になれないと立ちあがれない。
ご本人様は、普通に立とうとしているのだが、一発で伏せ姿勢になれず、
ゴロンと元の位置に転がり戻り、
再びチャレンジを繰り返し、結果的に振り子の反動じゃないけれど、
勢いがついて伏せの姿勢になれて、それからもぞもぞと立ち上がる。
痛みが緩和すると、力も少しは入れられるようで、
再チャレンジをしなくても済むようなのであった。
動き自体は、かなりびっこは引いていて、昨日と大差ないびっこに見えるけど、
痛みが少ない分、動く回れる量は、2倍、3倍に増えているように見えるのでありました。
ってな訳で、
できれば使いたくないお薬を使う事にした黒1号。
つーか、あの痛々しい状態で、痛みをほっとけるわけがない。
だけど、
副作用も気になり、色々先生に聞いたり調べたりすると、
以前は、休薬期間が必要であり、それなりの副作用とされていたらしいが、
現在では、休薬期間を設けなくても良くなり、副作用も少なくなっているらしい。
薬自体の成分が変わったのか?
それとも臨床データが変わったのか?
よく分からんちんだけど、
「休薬期間が必要ない」を信じて、黒1号の状態を見ながら
量とタイミングを見計らって使う事にするのでありました。
「びぃちゃん、」
「これで少しは楽になれるといいね」
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黒1号:フラットコーテッドレトリーバー びっけ 13歳11か月