以前にBS1で放送されたらしい 
「イギリス犬たちの悲鳴~ブリーディングが引き起こす遺伝病」が、History channelでやっていた。
どうやらイギリスBBCが2008年に製作した番組らしい。
何気に、見ると…
 思わず (ダメでしょ と)唸る 
そんな保護者なのでありました。 < って訳わかんないね (笑

簡単に言うと、
ブリーディングによる遺伝疾患 などなど。
で、
愕然とするのが、
遺伝疾患を無視? (< 正しい表現か不明… (^^ゞ ) したブリーディングがスゲーって事。
クラフツ(イギリス ドッグショー)でチャンピョンになったブリーダーのインタビューとか聞いていると…。
遺伝疾患の話になると、ノーコメントでスルーして存在を消すって事が、なんとも…。
遺伝疾患を持っているのに、「そんなに繁殖していませんよ~」で、
34回も繁殖をしているって言うのもどうなのよ~ 
(遺伝疾患発覚後に24回)
・・・

50~100年前と今じゃ、犬種が違います! ってくらい、変わってしまった姿にもビックリ。
犬種の特徴を強調しすぎた結果、ヘンテコリンになり、遺伝疾患の雨嵐! って感じに。
驚くのが、1犬種1万頭の犬の遺伝子を調べた結果、明確な区別血統が50しかいない。
あとの残りの9950頭は、親兄弟ってな血筋って事かな。
パンダより絶滅危惧種って感じのようです。
疾患があってもショーに出れてチャンピョンになれて、
そして、そのCHが人気となり繁殖され…
ショーは悪いとは言わないけれど、
やっぱり、近親交配じゃない子と遺伝疾患のない子(検査済みの子)にしか資格を与えないってしないとダメじゃないの~。 ブツブツ
犬種標準を決めて守るケンネルクラブも、厳しく規制すると会員が激減し、
運営のピンチになる? から、「しないよ~」みたいな雰囲気も。
多くの会員がブリーダーだから、しょうがないのかも知れないけど、
犬種を守るが、犬種の破滅に向かわせているって感じに思えたりして・・・。
色々と賛否両論、様々な意見や考えがあるんだと思うけど、
素人が見ても、鼻ぺしゃ、腰砕けなどなどの特徴が異常に出ている、極端すぎるでしょ! ってのはね・・・
せっかくの犬種の性格が、見た目だけが優先されちゃって、健康が害されても意味がない。
健康で、元気で、長生き 
このCHが、一番!
そう思うのでありました。
 ”どうか、保護者的、CHになれますように…(願)”

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