親愛なるあいんへ
昨日は、13回目のお誕生日だったね。
まずは、“13回目のお誕生日、おめでとう!”
今年も ウマウマ♪ くらいしかしてあげられないけど、これで我慢してね。
あ、でも、
あいんは、これが一番だもんネ
あいん、
それと、あなたのお誕生日は、今年が最後だからね。
今年は、ギリギリ、こちらの世界からあちらの世界へ行く途中だったから大丈夫だけど、
来年のお誕生日の頃には、もうお空に昇りきってしまっているからね。
だから、今年が最後ね。
我慢してね。
でもね、
来年は、来年で違った形で何かをしようネ。
あ、
そうそう、もうひとつ、あいんちゃんには、プレゼントがありますよ。
それはね、
これだよ! (^^♪
突然の事だったから、なかなかめちゃお気に入りってほどのお家が見つからなかったけど、とりあえず、“どんぐりハウス”にしちゃいました。
でも、かわいいでしょ!
それと、キハチのトライフルロールは、おまけじゃないけど、おまけです。 (#^.^#)
お誕生日と新しいお家のお祝いだからネ。
ちゃんと味わって食べてくださいよ。(微笑
そういえば、
あいんちゃん、
またニャー子にお願いをしたんでしょう!
“お誕生日のウマウマ♪があるので、どうしても!” って言ったんでしょう。
もー、
あーちゃんたら…(微笑
でも、嬉しかったよ。
でもね、
お誕生日も終わったし、もう、お空に昇る準備をしなさいね。
四十九日までは、まだ日にちがあるけど、
ちゃんと準備しておかないとお空に行ってから大変になっちゃうからね。
あいん、
実はね、
あなたが、逝ってしまった夜、夢を見たんだよ。
それはね、
あーちゃんが逝っちゃうところまでは、同じだったんだけどね、
朝、ソファーで目覚めると、あーちゃんが、昨日と同じ姿で横になっているんだよ。
現実とまったく同じにね。
だけどね、
あーちゃんを見ていると、あーちゃんは、弱いながらも呼吸をしていたんだよ。
もう、びっくりしちゃったよ。
直ぐに、お腹の氷をどかして、鼓動を確かめるため、胸に耳を押し付けると、
あなたは、弱い鼓動と息をしながら、ゆっくりと顔をあげたんだよ。
もう、天にも昇る気持ちになっちゃったよ。
それでね、
直ぐに病院に電話したら、
「氷で冷やしていたので、冬眠の状態だったのでしょう」
そんな風に言われたんだよ。
もうもう、
嬉しくて…
嬉しすぎて、目が覚めてしまったみたい…。
そんな夢を見ました。
それから、どうしても、あなたの亡き骸を見ていると、
胸が呼吸でゆっくりと動いているように見えてしまうんだよね。
涙で目がかすむから、余計に、そう見えてしまって…
何度も、何度も、あなたの胸に耳をあててしまいました。
ダメだね… (苦笑
あ、でもね、
もう大丈夫だからね。
こちらの世界の事は、もう心配しなくて大丈夫だからね。
お誕生日も終わったし、
しばらくは、何もないと思うしね。
それに、今は、ちゃんとご飯も食べてますからね。
あの日、あなたが緊急入院した日から荼毘に付すまでの5日間、
何も食するに気になれなかったけど、
今は、あいんちゃんと一緒に食べてますからね。
安心してね。
それに、どうやら、人は、5日間くらい食べなくても、十分な水分があれば大丈夫らしいよ。
おまけに日頃の蓄えもあったしね。(苦笑
びっけは、相変わらずにしてますよ。
だけど、やっぱり少しさびしいみたいだね。
ミミに今まで以上に甘えたり、いつもだったら、文句を垂れるような他のわんことの遭遇でも、積極的に近寄り、ちゃんと挨拶をしていますよ。
ミー子は、ミー子で、いつも通りに、どよよ~ん って感じにしてます。
元気なのか、具合が悪いのか…
わからんちん の、どよよ~ん星人のままです。
だけど、相変わらず、ご褒美をねだったりしながらいつも通りにお散歩をしてますよ。
あ、でもね、
ライバル?(笑)の茶色1号のあなたがいなくなったせいか?、
あなたと競い合って、“いただく物をいただかないと歩きません!” のストは、あまりやっていませんよ。
と、
こんな感じにしています。
あいん、
それじゃ、またね。
保護者さんの悲しさと優しさで 毎日号泣してしまいますやんか。。
少しは落ち着かれたでしょうか。
あとの二人がいてくれてよかったですよね。
どうかご自愛くださいね。