11月18日(木) 術後日100目
日曜日の夜から何も食べていない。
月曜日から毎日、
皮下点滴で水分補給と止血剤などを点滴している。
一昨日の夜からは、ペット用カロリー、ビタミン補給の缶ミルクタイプを少しずつ飲んでくれているが、全然足りない。
固形物を口にしない限り、今のままでは、造血はできない。
凄くだるそうにして寝ている。
極度の貧血で、立つ事も難しいよう。
トイレを教えてくる事もできなくなって来た。
だから、
タイミングを見て、テラスなどに出して、させるようにしているが、全てをケアする事は難しい。
水下痢は、食べていないので、この数日は、ない。
何も出すものもない。
寝たまま、少しずつミルクを介護ボウルに入れながら飲ませ、トイレに行く度に、オムツを脱がせる。
時には、オムツの中にしたり、粗相をする。
移動させるのも、押したり、引いたり。
立たせるのも持ち上げての事。
寝ながら履かせるオムツは、慣れが必要で少し大変。
びっけは、オムツ期間が短かったし、オシッコをオムツでした事がなかった気がする。
下痢ではなくちゃんとしたうんこは、座薬を使ったりしていたので、したかもしれないが、オムツのお世話になった記憶がほとんどない。
オムツのお世話になってお世話をした記憶があるのは、ミミである。
お尻周りを拭いたり洗い流したり、定期的に変えたりと、フードボウルのご飯を口持ちに寄せたり食べさせたり、今のあすたと同じようにミルクを飲ませたり。
老衰シニアのお世話をした。
あすたは、老衰ではない。
病気。
血管肉腫。
貧血さえなければ、
腫瘍からの出血がなければ、
老いたシニアになるまで、あと数年はあった。
貧血で体温が下がり気味になるあすたに、フリースをかける。
ミミにかけていた同じ柄のフリースだ。
あの時以来に見る柄と、寝た子にかけ、その姿を見る。
ミミの当時の頃を思い出す。
びっけやあすたと人々の事も
あいんやミミ、びっけの時とは、違う。
あの頃は、他の子たちが励ましてくれ、支えてくれる人もいた。
考えずに頑張れた。
今、
人もこの子たちも去り、
最後のひとりの家族になってしまったあすた。
愛しています。