脾臓摘出 ゴールデンレトリーバーあすた その8
8月21日(土) 術後11日目
昨晩、
まだどこかが痛いのか?
横になると痛いのか?
ベッドを掘り掘りして、寝に入りそうで入らない。
横になるタイミングで考え込み、そして、その場で座って、私を見つめる。
ここで見返すと、呼んでいる。かまってくれる? で、こちらに来る。
はじめの内は、撫でていたが、ずっととせがむ。
過去にそんな事はない長さで、お座りしながら言いたげな顔。
痛い、調子が悪いは、間違いなさそうだが…
分からない…
おしまい 言っても、なかなか離れない。
やっと離れて寝ようとしても、また同じことを繰り返す。
見ると、目線が合うと、ループしちゃうので、目線を合わせないようにし
諦めて寝るのを待った。
しばらくすると、横になる。
しかし、またしばらくすると起き上がってを繰り返す。
深夜3時前、それを繰り返し、私のベッド横に座り、ずっと顔を見ている。
たまらずトイレに起きるふりしてベッドから出てトイレに行き、戻ると枕に頭を乗せ丸まりながら寝ているあすたがいた。
あすたが乗り易いようにベッドを低く交換したばかりなので、乗り易かったのだと思うが、真冬以外、ベッドに上がる事をしないあすた。
寝る時は、ひとりで寝たい派なので、ベッドに上がっても、挨拶が終わると足元で寝る。
今まで枕を使って寝る時は、私がいない時。
今、せっかく、横になれたのだから寝かせよう。
あすたの横に腰かけて、ブランケットを膝にかけてしばらく過ごす。
ひと寝入りしたくらいで寝返りを打つあすた。
少しスペースができたので、そこで寝る事にした私。
しばらくすると、足元に移動して、今度は、直ぐに横になった。
痛みが引いていたようだ。
その後、いつも、起きる直前になると、先に、起きて、自分のベッドに戻るあすた。
すぅは、夏でも、いつでも一緒に寝て、起きる時も一緒だったが、あすたは、遠慮をするタイプなのである。
その後、私自身の朝のストレッチをして、動けるようにした。
洗面して、あとは、散歩のタイミングになると、体を起こして伸びをして、行きましょう! と尻尾を振っていたあすた。
退院したあとも、そのタイミングで立ち上がってくれていたのだが、今朝は、寝たまま、顔も上げないし、こちらを見ない。反対側に顔を向けたまま。
起こさずに、ずっと様子を見ていると、やっと起きて来た。
そのままトイレ散歩に出し、好きに歩かせる。
匂い嗅いだり、マーキングも1回程度はした。
うんのブツも問題なし。
100mか、200mくらい、好きにブラブラ。
30分くらいで、帰宅し、朝ごはん。
カリカリに水を足して、お薬を入れて、はいどうぞ!
食い付きは良かったが、半分くらいからペースが落ちて、こちらを見ながら食べる。
今までは、見向きもせずに食べていたのに…。
完食はしてくれたのが救い。
その後、あすたの夜ご飯の仕込みし、観葉植物のお世話。
ベンジャミンをテラスに出し、霧吹きしたり、水をあげていれば、
なんですかぁ? と出て来ていたのに…
移動して、
ガジュマルや小さなベンジャミンを玄関ポーチに出して、お世話をすれば、もちろんこちらも付いて来る。
だったのが…
朝のやる事すべて終わり、
仕事部屋へ行こうとした時は寝ていた。
そのままで行こうか?
連れて行くか?
結局、しばらく様子を見て、あすたが動いた時に、行くよ と声かけて、本人の好きにさせた。
今回は、ついてきた。
仕事部屋でもなかなか横に慣れずは続く。
横に慣れないと、休めない。
見ていると、かまってちゃんになるので、見ないふり。
真横に座られて、見つめられるのが辛い。
ずっと知らん顔を続ければ、寝に入ろうとする。
入れるか、ウロウロかは別ではあるが、かまってちゃんでは休めない。
痛い原因は取り除けているのか?
脾臓も悪かった。
「も」であって、他に原因があるのかも… が怖い。
とにかく、今は、あすたがちゃんと横になって休んでくれる事、
治っていく事、他に原因は無い事を祈るばかりなのであります。
あすたの限られた時間をもっと残したい
だから、できるだけ、同じでも、写真を撮る事にした。
今まで自撮りの「じ」の字もなかった私。
人目もはばからず、がしゃがしゃと撮った。