実は、昨日まで入院をしていた茶色2号。
今回も下痢P、膀胱炎、微熱が原因。
根本的な改善策が見つからぬまま、
絶食に近い状態と薬物投与によって、下痢Pは、休息を。
ツーか、固形物をほとんど食べていないので、出る物もない。
が、本当のところなのかもしれない。
微熱もなくなり、下痢Pを出ないので、
「安心できるお家で過ごされては?」
「また同じ症状がでたら、その都度、対処法で…」
って事で、退院をしたのでありました。
ツーか、入院時から、昨日の退院予定としていたんだけどね。
で、
お迎えに行った保護者1号。
診察台に横たわる茶色2号。
胸だけが、わずかに動いている状態で、まるで置物か、ぬいぐるみのよう。
先生の説明を聞きながら、肉球を軽くモミモミマッサージをしても、
まるで反応なし。
眼は、開いているのか? ってなほどで、これまた殆ど反応がない。
そんな中、こんな話が…。
「味の付いている物(人が食べる物)は、本来、犬には、良くない」
「5年、10年となると、内臓への負担も大きく、悪い結果が出る。」
「しかし、15歳を過ぎているので…」
「体調を崩さず、少しでも栄養が取れるのであれば、好きにしてあげてください」
ってな話も…。
色々と繰り返している症状に対処法で凌ぐしか方法が見つからない。
ってな事が、間接的に伝わってくるのでありました。
ふぅ~
説明も終わり、看護婦さんが車まで運ぶ事になった茶色2号。
薬やらドアの開閉やらがなければ、自分で運ぶところなのだが…
お言葉に甘える事にした保護者1号なのでありました。
抱っこされる時も、運ばれている時も、車に乗せて位置決めする時も、
まったく動かなかった茶色2号。
あまりにも動かないので…。
せめて、自宅で保護者2号がいるところで…
そう思いながら車を走らせる。
信号で止まる度に、様子を見るが、
息をしているのさえ分からぬ状態。
「退院できたのだから、大丈夫!」
と呪文を唱えながら、急ぐ道。
すると…
地元に入り、
いつもの散歩コースの広場に到着するちょい手前になると、
急に、ガバッと起きた茶色2号。
ちょい、スリラーってな感じで、マジマジびっくり。
「抱っこされようが、何されても無反応だったのに…」
「地元に戻った事が分かり、自宅に帰れると悟ったのかな…」
そんな茶色2号なのでありました。
ガバッと起きる時は、(トイレ)緊急事態ってな場合もある。
それに、いつもの散歩コースの匂いを嗅げば元気も出るかも…
そんな訳で、
抱っこしていつもの散歩コースへ。
すると…
下ろすと直ぐに、シーシータイム。
地元に戻ったのも理解はしたと思うけど、
やはり、ガバッと起きたのは、トイレ緊急事態だったご様子の茶色2号なのでありました。(^^ゞ
すっきりしたところで、自立の確認をする保護者。
病院では、自立不可だったとの事だったので、
地元パワーがどれだけの力を与えてくれるか!
期待を込めて手を離せば…
ヨタヨタ、フラフラしながらも、自立歩行を! < スゲーじゃん、さっきまでの姿がウソのよう!
しかし、
直ぐに力尽きて…
固形物を食ってないからしょうがないネ (^_-)-☆
とりあえずは、自宅には戻れそうな茶色2号なのでありました。
自宅に戻ると、真っ先に向かったのが、いつものドッグベッド。
いつもだったら、寝ろ! って言われて、ベッドに寝かされても、
嫌です! ってな態度をする茶色2号。
余程、恋しかったのか?
ベッドの横で行き倒れ、
保護者に正しく寝かせてもらうと、
落ちるように眠りに入るのでありました。
夜になると、
ほぼ自立して、ご飯も食べられるまでに復活!
もちろん、食付きも絶好調!
どんな状況になっても、
茶色2号のモチベーションの食欲だけは、健在なのでありました。
病院暮らしで、干しイカ ってな感じの臭い匂いを持ち帰る?茶色2号。
介助ベストを脱がされて、お着替えを。
だけど、
外から付いた匂いなのか?
体内からの体臭なのか?
よく分からんチンだけど、匂いが薄れる事はなく、
ゴシゴシと拭き拭きされる茶色2号なのでありました。
こんな感じで、無事にマイホームに戻ってきた茶色2号。
はっきりとした原因が掴めない下痢と膀胱炎で、体重は、16kgに・・・。 (加齢が原因らしいけど、はっきりとせず)
骨皮 筋子(ほねかわすじこ)ちゃんは、
今日も体重増加を目指してがんばるのでありました。
「下痢さえなければ、好き放題に食べさせてあげられるのにな…」