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小さな駆け引き

朝の散歩の事である。

何気ない散歩の中にも、小さな駆け引きがあるのである。

それは・・・

 
ハト: 「ポッポ、ポッポ」 (餌付けされているので、餌を待つ)

茶色3号: 「“あ!、ハトポッポだ”」

茶色3号: 「スルスルスル群れから離脱開始」

保護者: 「リードをさり気に緩める」

 
20120516.jpg

 

茶色3号: 「忍び足でハトに迫り始める」

茶色3号: 「ふと気づく」

茶色3号: 「“いつもだったら、こんな簡単に近づけないはず”」

茶色3号: 「それに、リードも緩めてくれた」

茶色3号: 「“ダメ! の注意もない”」

茶色3号: 「“これは、ひょっとして・・・”」

 
  沈黙の時が流れる


茶色3号: 「“罠かもしれない!”」 

 
20120516-02.jpg

 

茶色3号: 「“だから、注意もなく、リードもスンナリと緩めてくれて自由をくれた”」

茶色3号: 「“急に飛び出す勢いでダッシュしようとする瞬間に、急に、 “来い!” なんて言って、”」

茶色3号: 「“行く気満々♪なところを挫こうとしているのかも知れない”」

茶色3号: 「“ダッシュする瞬間に、コマンドなんか聞けません・・・”」

茶色3号: 「“そして、どんな時でもコマンドに従いなさい! なんてお灸をすえる気でいるに違いない”」

茶色3号: 「あぶない!、あぶない!」

茶色3号: 「罠にかかるところだったよ ・・・ (^_-)-☆ 」

 
すると・・・ 

 
保護者: 「“来い!”」

茶色3号: 「素直に呼び戻しに応じる」

茶色3号: 「“予感的中だった。(^^♪”」

と、
ニッコニコ顔で呼び戻しコマンドに従って、スリスリとすり寄ってくる茶色3号がいるのでありました。

 “くそ、ばれていたか・・・”   by保護者 ^_^;

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