朝の散歩の事である。
何気ない散歩の中にも、小さな駆け引きがあるのである。
それは・・・
ハト: 「ポッポ、ポッポ」 (餌付けされているので、餌を待つ)
茶色3号: 「“あ!、ハトポッポだ”」
茶色3号: 「スルスルスル群れから離脱開始」
保護者: 「リードをさり気に緩める」
茶色3号: 「忍び足でハトに迫り始める」
茶色3号: 「ふと気づく」
茶色3号: 「“いつもだったら、こんな簡単に近づけないはず”」
茶色3号: 「それに、リードも緩めてくれた」
茶色3号: 「“ダメ! の注意もない”」
茶色3号: 「“これは、ひょっとして・・・”」
沈黙の時が流れる
茶色3号: 「“罠かもしれない!”」
茶色3号: 「“だから、注意もなく、リードもスンナリと緩めてくれて自由をくれた”」
茶色3号: 「“急に飛び出す勢いでダッシュしようとする瞬間に、急に、 “来い!” なんて言って、”」
茶色3号: 「“行く気満々♪なところを挫こうとしているのかも知れない”」
茶色3号: 「“ダッシュする瞬間に、コマンドなんか聞けません・・・”」
茶色3号: 「“そして、どんな時でもコマンドに従いなさい! なんてお灸をすえる気でいるに違いない”」
茶色3号: 「あぶない!、あぶない!」
茶色3号: 「罠にかかるところだったよ ・・・ (^_-)-☆ 」
すると・・・
保護者: 「“来い!”」
茶色3号: 「素直に呼び戻しに応じる」
茶色3号: 「“予感的中だった。(^^♪”」
と、
ニッコニコ顔で呼び戻しコマンドに従って、スリスリとすり寄ってくる茶色3号がいるのでありました。
“くそ、ばれていたか・・・” by保護者 ^_^;