退院時、下がった熱も翌朝には、再び上昇した茶色2号。
高齢の事もあり、かなーり心配で、
正直、動かない状態を見るのが怖かった保護者。
顔が見えない位置から見る時は、必ずお腹と胸を見て、呼吸を確かめ、
その後、顔を見たりもしていたのであった。
と、
かなりビビった状態で顔を覗き込んで見てみれば、
目はパッチリ! < オゥ! 意識はしっかりとしているみたいで、ちょっと安心 ふぅ~
一生懸命に体力充電に励む茶色2号がいるのでありました。
“動ける?”、“立てる?”、“歩ける?”
“聞けるものなら聞いてみたい!”
試してみて安心したい、状態を知りたい気持ちも現れる。
でも、楽そうにしている茶色2号に負担をかけても始まらない。
そっと、充電をさせる事に。
そして、寝た姿勢のまま体温測定だけをする事に。
すると・・・
直腸体温計を差し込むと、
頭を持ち上げ、
“病人に何すんのよ!”
と、ちょっと不満そうな茶色2号。
“気のせい!気のせい!”
と、適当な事を言い聞かせ、体温計のピッピッ、ピッピッを待つ保護者。
そして、ピッピッ、ピッピッの音と共に体温計を見てみれば、
な!なんと、表示は、「101.5」!
“どひゃー、ミー子、沸騰している!!” (大汗
・・・
“目が悪いせい?”
“暗いせい?”
“見間違い?”
何度も、何度も、見直しても、表示は、「101.5」
心配モードでいる保護者。
“熱が下がっていなかったら、どうしよう・・・”
などの心境で、チト平常心に欠けている状態では、
“体温計が、ぶっ壊れたか!” の答えが出るのに、時間がかかるのでありました。 <100度は、越えないだろう・・・(苦笑
おかしい事に気づき、体温計をよーく見直す保護者。
すると・・・
よーく見ると、数字のすみっこに、「F」の文字。
“これは!”
はい、体温計のモードが華氏になっていたのでありました。^_^;
原因が分かったので、摂氏モードに切り替えて、再び体温測定を。
再び、不満そうに頭を持ち上げる茶色2号。
“さっきのは、気のせい! (なかったのよ!)”
“これからが本番の測定だから、(さっきのは)気にしないの♪”
と、
これまた訳のわからん事を言い聞かせ、ピッピッを待つ。
そして、ピッピッ、ピッピッ・・・
ドキドキしながら表示を見てみれば、「38.6度」
チト高めではあるけれど、平熱の範囲内とできる体温にまで下がってくれたのでありました。
“ミー子、よくがんばりました(ハナマル)”
熱も下がったので、
“あとは体力が回復してくれれば、立ち上がったり、歩くこともできるだろう!”
今朝(当日の朝)は、最後の方が下痢Pだったので、
体力回復に必要なエネルギーがちゃんと吸収されていない可能性も大。
消化に良い物を少しでも多く体内に取り入れてあげたい。
だけど、急激に食べるのも・・・
小分けにして、回数を増やし、少しでも多くエネルギー源を与えたい!
ツー事で、
鶏レバー心臓付きをボイルして、間食をさせる事に。
すると・・・
“体力充電中に付き、動きません!” ってな状態だった茶色2号。
しかし、お肉の威力は絶大!で、
“起きなくていい。寝てなさい!”
“ちゃんと寝たままでも食べさせてあげるから”
と、言っているそばから、立ち上がり、フラフラと歩きだし、鼻を使いだす茶色2号。
“平地でもよろけて転ぶくせに、なに立ち上がって歩いているんだよ!”
と、見ている方が冷や冷やさせられるのでありました。 < まぁ、そんだけのパワーが出せるんだったら、それはそれでヨシとしましょうかネ (^_-)-☆
お肉の間食が終わり、もうないと分かると、
“ちょっと、少なかったんじゃないの?”
と、物足りなさをアピールしつつ、ドッグベッドに戻り、充電を開始する茶色2号。
平地でよろけて転ぶくせに、自分のドッグベッドの高さ(厚み)は、苦にならず、ちゃんと乗って寝る。
ある種の特技!? は、健在なのでありました。 <自分で乗り降りができ、よくできました(ハナマル♪)
甲状腺機能低下による、内臓内出血の影響で下痢Pを起こす疑いになっている茶色2号。
なので、食事も少な目で要観察中。
そんな訳で、本日(当日)の夜ごはんは、お腹に優しく栄養があるお肉のスープにする事に。
見た目は、めちゃマズそう^_^;
だけど、ご本人様的には、かなりご満悦のメニューのようで、
フードボウルが擦り減ってしまうんじゃないか! ってくらい、
ずっとペロペロと舐め続ける茶色2号なのでありました。
“ミー子、”
“いっぱい食べて、早く良くなってネ”
と、
安定期に入る日を目指す茶色2号なのでありました。