Three RETRIEVERs

　
いつも、午後から夕方、特に夕方前くらいから夜の散歩前までは、熟睡をするびっけ。

散歩の時間に近づくと、

“よく寝ました！”　って感じに起きだして、

散歩で、“グィグィ引っ張ります！”　の充電を済ませているのである。

それが、昨日は、何やら寝起きがイマイチで、

“ちょっと寝ぼけ気味です。”　って感じのローテンションなのであった。

（実際は、爆睡してた感じには見えなかったので、寝ぼけていない感じがした）

　
散歩に出れば、引っ張りは少なかったけど、いつも通りに、いつもの場所でシーをし、その後、素晴らしいブツも出す。

歩かない！　歩かない！　などのアピールもなく、びっこを引く訳でもなく、

お利口さんのフラット状態の散歩だったのだ。

　
“散歩支度の段階から、元気がない気がする。”　って感じていた保護者だったので、

大人しい散歩を見て、やっぱり、“調子がイマイチポイな…”と心配へも突入。

散歩から戻れば、いつもは、先頭を切って、中に入ろうとするびっけ。

だけど、昨日は、敷地内に入った途端に、銅像のように立ち尽くし、動こうとしないのであった。

結局、3段の階段は自分で登ったけど、テラスへはあがれず、抱っこして入室を。

その後も、“とにかく動きたくありません！。”

そんな感じに同じ姿勢で立ち尽くすのであった。　＜　こりゃ、マジで不調だぞ…

　
この段階で、かなり心配モードのレベルがあがる保護者。

とりあえずは、

　“食欲があるか？　ご飯を食べられるか？”

を見てみる事に。

すると…

ウマウマ生肉とカリカリフードのトッピングだったせいか？

食事前のシットやダウンには、無反応ではあったけれど、

“YES”　の合図には、しっかりと反応をして、あっという間に完食をするのであった。　＜　う～ん、食欲は大丈夫そうだな…

ご飯も終わり、後は寝るだけのびっけ。

いつもだったら、側に来て、お座りしたり、かまってあげると伏せをしたりするのに、立ったまま。　＜　こりゃ　おかしいぞ…

　
おチビちゃんが、騒ぐのが嫌なので、直ぐに動ける姿勢も考えられるけど…

どうも、座る姿勢、伏せの姿勢よりも、立っている姿勢が楽な感じがするのであった。

　
その後、触診したり、色々としては見るものの、さっぱりわからぬ保護者。

しばらく立ったままだったびっけは、おチビちゃんの運動に巻きこまれない位置へと非難し、やっと伏せの姿勢に入るのであった。

　
伏せして寝に入ったので、とりあえずは、様子見とした保護者。

しかし…

どうも、

“居心地が悪い？”、

“どこかが痛い？”、

まったく分からないが、落ち着きなく動き回り始めたびっけ。

一度立つと、伏せの姿勢になるのは辛いようで、立ち止まっては動き出すを繰り返す。

それに合わせて、あすたも反応を示すので、あすたにはゲージ入ってもらい、見守る事にするのであった。

　
時間も時間で、深夜の3時。

“緊急外来かな…”　と真剣に考え、落ち着くのを待つ。

激しく動く訳でもなく、“ただただ、居心地が悪くポジションが決まりません！”のように、ゆっくりと動き回り立ち止まり、その場で立ち尽くす。（鼻も鳴らす）

結局、いくら様子を見ても、立ち尽くし行動は続いていたので、

緊急外来、もしくは朝一番の通院を考え、今のうちに、お仕事を出来るだけ終わらせる事にした保護者なのでありました。

席を外した事で、あきらめたのか？

しばらくすると、やっと伏せのポーズに入ったびっけ。

仕事をしながら、様子を見る。

そして、朝を迎えるのであった。

　
朝が来て、

食事は摂らないだろう…　って思えたびっけ。

いつもだったら、飛び跳ねて出来上がるのを待つのでが、

ご飯の支度をしても、反応は殆どない。

　“参った…”（大心配

　
一応、いつもの半分のカリカリフードを用意し、

伏せポーズのびっけの顔の前に置くと、

直ぐに伏せしたまま、カリカリと食べ始める。　＜　食欲はあるのね

あまりにも良い食べっぷりに、いつも通りの量になるように追加をして完食。

カリカリフードだけでも、しっかりと食べるので、食欲は大丈夫そうに思えるのであった。

　
そのまま、ずっと伏せのポーズのままのびっけ。

散歩は止める事にしたのだが、トイレだけはさせてあげたい。

とりあえずは、おチビちゃんたちを散歩させて、戻って来た時の様子を見て、トイレを考えようとするのだが…

リードを持った途端に、起き上がったびっけ。

それと同時に、小さく、キャン！　と泣く。

手足か関節、どこか分からないけど、伏せたり起きたりする時に痛みが出るのかも知れないかもと思うのであった。　＜　1回だけしか泣き声を聞いていないので、見当違いかも知れないが…

　
強い雨の中、散歩に出れば、

いつも通りの場所でシーをし、その後、ウンも、いつも通りのブツを出す。

食欲、排便を見る限り、まったく問題は見当たらないのであった。

トイレも終わったので、戻ろうとするば、ちょっとだけ、散歩の続きをしたそうにするびっけ。

敷地内に入った後も、立ち尽くし姿勢になったまま。

抱っこして、テラスにあげるが、散歩に行きたそうにする。

　“分からん！”

　“散歩　行きたいの？”

一瞬、また散歩に出そうかとするが、

散歩はいつでもできる。だから、今は、休息を取る事を優先させるのであった。

　
雨が強いので、茶色チームの散歩もショートコースで終わらし、びっけの元へ。

そして、様子を見ながら、病院が開く時間に到着する段取りを考えるのだが…

今日に限って、午前から業者の出入りや、搬入が多い。

おまけに雨が降っているので、荷物の扱いには要注意。

短時間なら出られても、

片道１時間の病院へは行けそうにない…。

片道１時間、原因不明の症状なので、検査に１時間以上はかかりそう。

朝一番に行っても昼までに仕事に戻れそうにないし、午前中の仕事もパスできそうにない。

“ほんと、困った…”

　
世の中の仕事が始まる時間まで、様子見を続けて、病院に行く予定を考え続けるのだが…

お仕事の調整はつかず、半ば諦め、開き直りで、事態悪化時は、病院へ行く決意をし、

とりあえずは、びっけをひとりにして休ませる事をすると…

　
立つ尽くしたままのびっけだったはずが、

おチビちゃんに続いて階段を上って来る。

　“あれれ？”

　痛い事は、痛いけど、行きたい所とか気が張っている時は、我慢できます。

そんな感じにも見えるのであった。　＜　大丈夫？

階段を上り、その後、ナデナデをしてもらうと、今度は、いつも通りに伏せをして、二度寝に入るびっけ。

そして、

しばらくすると、ヘソ天になり、

その後は、夢の中で爆走！をしているご様子で、

ヘソ天のまま、両手、両足をバタバタと動かし、走り回っているびっけがいるのでありました。　…　ガク　＿|￣|〇

この姿を見て、たぶん、痛みがあったり、調子はイマイチなんだろうけど、

仕事をホッポリ出してまで、病院へ行かなくてもいいかな・・・　^_^;

とした保護者。

そんな姿を見ても、立って動いて、大丈夫そうな姿を見た訳じゃないので、まだまだ心配モードはレッドゾーンだけど、とりあえずは、様子見をする事にし、都合が付き次第、病院へ行く事にするのでありました。

　“はぁ～”

　“大事にならずに、このまま治りますように…”

フラットの足のビッコは、ガンの兆候が多いので、それだけが凄く心配。(T_T)

誰でも思う事なんだけど、

“びっけに限って、そんな事は絶対にない！”

そう願い、信じるのでありました。

　“びっけよ！”

　“がんばれ！”

　“神よ”

　“お力添えを…”